表具受けの注意事項

掛軸の表具の案内サイトはたくさんございますが、どんなものでも表具できるような表現をしているホームページも見受けられますのでお気を付けください。

表具受けを安心してお任せいただけるために、以下のご注意をご確認の上お申込みください。

絵・書等をよく見て、表具が可能かどうか見分けます。

掛軸に仕立てるのが不可能なもの

  1. 洋紙(カレンダー等)、ただし和紙の墨跡カレンダーは可能です。
  2. 厚塗りの絵画(岩絵の具等を使用したもの)。
  3. 刺繍
  4. 中国製掛軸または裏打ちがしてある本紙。
  5. 川俣絹等の極薄の絵絹に描いた書画の仕立て替え。

以上の作品は、掛軸に仕立てても作品にならないばかりか、作品を破損する恐れがありますので、できれば額装等にして下さい。

色、墨、朱肉が流れたり散ったり、あるいは絵具が剥落する場合がありますのでご指摘ください。

以下のような作品は、注意しきれない不可抗力のトラブルもあります。

このような場合、保証の責は負いかねますのでご了承ください。

  1. 朱肉がスタンプインクのとき。
  2. サインペン、マジックインク、筆ペン、墨汁等。
  3. 絵具、墨に適当適量のニカワが使用されてないとき。(水分を少しつけ、書画の一部を少しこすってみて、指先に色が付くようであれば、散る可能性が大です。
  4. 本紙の傷みが激しく、著しくもろくなって、折れたり裂けたりしている物。特に、絹本マクリの古い物の中には縮み作業中に裂けてしまうこともあります。
  5. 古い彩色画(仕立て替えも含むの場合にも、ニカワが風化して胡粉等の絵具がはがれたり、流れたりする場合があります。
  6. 本紙裏打ちからヒート紙で表装された物については、仕立替えを始めてみなければ、剥しが出来るかどうか見極めが非常に難しく、作業途中で返却する場合がありますのでご容赦下さい。
  7. しみぬきは、本紙のよごれ具合によって取れ方が異なります。特に絹本は取れ方が悪くなります。

保証について

表装のご依頼品につきましては充分に注意いたしますが万一紛失の場合、破損等の発生の場合は、ご依頼金額の2倍以内の保証とさせていただきます。

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